牡蠣鍋

今回ご紹介します鍋料理レシピは、「牡蠣鍋」です。以前、味噌味のブロッコリー牡蠣鍋をご紹介しましたが、今回はしょうゆ味の鍋です。牡蠣の名産地としては、広島が有名で秋から冬が旬の時期と知られてはいますが、スーパーに行けばほぼ年中手に入る食材です。牡蠣は基本的に雄、雌の区別はなく同体とされています。蠣だけでもカキという意味ですが、あえて牡が付いていることには理由があります。昔、カキの身を見てその形色合いが白子の身と同じにように見えた人々は、カキを雄と勘違いしカキにはきっと雄しかいないのだと判断。そこで蠣の前に牡(オス)という字をつけ、それが今日の牡蠣という漢字になったというわけです。もしかしたら、牡(雄)に見えず牝(雌)に見えたのなら、名前は牝蠣に変わっていたのでしょうか。そして、雄、雌同体とわかった今日、名前を牡牝蠣でカキと改めることはないのでしょうか。さて、今回の鍋料理レシピでは、そんな勘違いから名前がついた牡蠣を使います。
では、はじめましょう。

●牡蠣鍋
材料:牡蠣...10個 白菜...4分の1個 長ねぎ...1本 絹ごし豆腐..半丁 春菊...適量 しいたけ...3個 しめじまたはえのき...適量 人参...適量 だしの素(粉末)...適量 塩...少々 しょうゆ...少々 料理酒...少々 水...適量
作り方
1、牡蠣はざるに入れ、水でよく洗っておきましょう。
2、白菜、長ねぎ、絹ごし豆腐、春菊、しいたけ、キノコ類を食べやすい大きさに切っておきます。
3、鍋に1と2の材料を全て入れてから、塩、しょうゆ、だしの素、料理酒、水を適量入れます。
4、あとは火にかけて煮込むだけです。全体に火が通ったら完成です。



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