石狩鍋

今回ご紹介します鍋料理レシピは、「石狩鍋」です。さて、この石狩鍋ですがその名の通り石が入っているわけではなく鮭が入っている鍋です。ではなぜ、鮭鍋ではなく石狩鍋と言うのでしょうか。名前の由来は、北海道に流れている石狩川でとれた鮭を鍋料理にして食べたところからつけられたと言われています。十勝川付近でも、十勝鍋という名の鍋があって、その由来も石狩鍋同様、その川でとれたさけを使って鍋を作ったことからつけられた名ということです。今回作ります鍋料理レシピで使うサケは、特に産地は関係ありませんので手に入るサケをお使い下さい。
では、はじめましょう。

石狩鍋
材料:さけ...400g 大根...4分の1本 人参...1本 こんにゃく...1枚 しいたけ...5枚 白菜...4分の1個 長ねぎ...1本 水...5カップ だしの素(粉末)...大さじ1 味噌...80〓90g

作り方
1、さけは食べやすい大きさに切っておきましょう。こんにゃくは一度茹でてから、一口大に切ります。
2、大根、人参も食べやすいように切りますが、なるべく薄切りにしておきます。しいたけは半分に切りましょう。
3、白菜、長ねぎも食べやすい大きさに切りましたら、鍋に水とだしの素(粉末)、味噌を入れて煮立たせます。
4、そこへ、一度茹でておいたこんにゃく、白菜、大根、人参、しいたけを加えてさらに煮ます。
5、具材に火が通り柔らかくなってきましたら、さけと長ねぎも加えます。
6、火が通ったら、でき上がりです。
煮汁もおいしいスープになっていますので一緒に召し上がってみてください。



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