せんべい鍋

今回ご紹介する鍋料理レシピは、「せんべい鍋」です。せんべい鍋とはその名の通り、南部せんべいを入れた鍋です。南部せんべいとは、小麦粉で作られたせんべいで、青森県で食されています。南部せんべいは、別名津軽せんべいや、八戸せんべいとも呼ばれていて青森だけではなく岩手でも有名なせんべいです。今回の鍋料理レシピでは、おつゆ用に南部せんべいを使います。このせんべいは煮込むと、弾力のあるモチモチとした食感に変わりスープがほどよくしみ込み一度食べればやみつきの味になるかもしれませんよ。普段お菓子としてしか食べる機会がない食べ物を鍋の具材としてぜひ召し上がってください。
では、はじめましょう。

●せんべい鍋
材料:せんべい(鍋用)...4枚 鶏肉...200g 人参...2分の1本 ごぼう...適量 しいたけ...4枚 長ねぎ...1本 だし醤油...適量 水4カップ
作り方
1、まず、鶏肉、人参、ごぼう、しいたけ、長ねぎを食べやすい大きさに切りましょう。
2、鍋に水をいれて、そこへだし醤油を加え沸騰したら、鶏肉、人参、ごぼう、しいたけ、長ねぎを加えて煮込みます。アクを取りつつ、味を見ていきます。味が薄いようならば、さらにだし醤油を足してください。
3、味が調ったところで、せんべいを入れます。4つくらいの大きさに砕いて鍋に入れ、さらに煮込みます。
4、せんべいがスープを吸って柔らかくなってきたら完成です。
いつものようなカリカリ感がなく、柔らかな歯ごたえのするせんべいをお楽しみください。



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